えさを食べない時の工夫

餌を食べない

子犬を迎えられたお客様に、どうしてもえさを食べない、という相談を受けることが間々あります。体の具合が悪くて食べないのならともかく、普段の状態で食べないからといって、ドッグフード以外の食べ物をあげるのは逆効果で、ますますドッグフードを食べなくなってしまいます。例えば、飼い主さんが食べているものを、犬というのは例外なく欲しがります。そこで我慢してドッグフードのみをあげていれば何も問題はないのですが、ちょっとぐらいいいだろう、と一つあげ、二つあげていくうちに、だんだんとドッグフードを食べなくなってしまいます。毎日同じものをたべていてかわいそうだ、と思うのは人間の思い込みです。いつの間にか人間と変わらない食事をしていた、ということになると、犬にとっても人間にとっても好ましいことではありません。結局、食べるようになるまで決められたドッグフードしかあげないことです。

しかし、どうしても食べないときには、頭では2、3日ぐらい何も食べなくても平気だと分かっていても、やはりみていてかわいそうになります。そういう、どうしても食べないときは、フードを人肌ぐらい温めてみてください。嗅覚で食べる動物で、暖めると匂いを強く感じるようになります。電子レンジでもいいし、フライパンで炒ったり、ドライヤーで温めてもいいと思います。ただし、熱くしすぎるのは禁物です。あくまで人肌程度。熱いと犬舌で食べられませんからね。それでもまだ食べないというなら、ほかのものをあげる前に、白いご飯かじゃがいもを茹でたものを10%程度混ぜてみてください。ドッグフード以外のものをあげると言っても、そこまでにとどめてください。

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