黒柴の価格相場とは？迎え入れにかかる費用も解説！

人気犬種として知られる柴犬の中でも、希少色となっている黒毛の柴犬。マロのような白い斑点がチャームポイントとなっている黒柴ですが、実際に迎え入れる際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

そこで今回は、柴犬の中でも黒柴の性格や迎え入れる際の費用、相場についても詳しく解説していきます。

黒柴の価格相場について

柴犬は「赤」「黒」「胡麻」「白」と大きく4つの毛色に分けられますが、黒柴は柴犬の中でも約1割程度しかいない希少色の柴犬で、価格相場はおおよそ29万円程度となっています。

柴犬のスタンダードカラーとも呼べる赤毛の柴犬は全体でも約8割ほどを占め、価格相場も20万円前後ほど。希少色の黒柴と比較すると、大きな価格差が見られます。

なお、オス・メスでも若干の価格差があり、一般的にはメスの方が相場も高くなっており、黒柴の場合はオスの平均相場で26万円ほど、メスの場合は30万円ほどで販売されているケースがほとんどです。

子犬を迎え入れる際はペットショップから迎え入れるという方が多いですが、近年ではブリーダーから迎え入れる方も多くなってきています。

ペットショップでは直接子犬を確認し、家に迎え入れるという流れになりますが、希少色である黒柴がペットショップで販売される機会は多いとは言えません。

また、仮にペットショップのケージに黒柴が入っても、柴犬は人気犬種ですのですぐに売れてしまう可能性が高く、タイミングが合わなければ出会う事も少ないでしょう。

黒柴のような希少色の犬を迎え入れる際には、柴犬の専門ブリーダーから探し始めるのが効率よく、理想とする黒柴に出会える可能性も高いので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

黒柴を迎え入れる際にかかる費用ですが、目安となるのは20,000円〜30,000円程度となります。

子犬を迎え入れる際に必要となるケージは5,000円〜10,000円程度、その他ではベッドやドッグフード、水飲み・食器、トイレトレー、ペットシーツ、汚れふき用のウェットティッシュや消臭剤、おもちゃ等といったように、揃える必要がある物がたくさんあります。

良いものを選べば予算も増えていきますが、トイレケージやシーツなどが全てセットになっている物であれば、よりリーズナブルな価格で揃えることもできるでしょう。

なお、この中でもドッグフードや衛生用品は毎月必要になる物ですので、最低でも毎月3,000円〜5,000円程度は想定しておくとよいでしょう。

子犬と言うとぬいぐるみのおもちゃが一般的ではありますが、柴犬の性格によってはおもちゃの遊び方、素材の好みも違ってきますので、初めから高いおもちゃを買うのではなく、安くても色々な種類のおもちゃを取り揃えてあげるのが理想的です。

音が出るおもちゃが好きな子もいれば、破壊するのが楽しい子、ボールのようなおもちゃで遊ぶのが好きな子、ひたすら噛むのが好きな子など、迎え入れてからでなければ好みもわかりません。

そのため、柴犬の子犬を迎え入れる際には色々なタイプのおもちゃを買うようにし、どんなおもちゃが好きなのかを見極めていくようにしましょう。

黒柴を飼う際のポイントとして最も大事になってくるのが、運動を含んだコミュニケーションです。

柴犬は運動量の多い犬種ですので、運動不足の状態が続いてしまうとストレスが溜まってきてしまい、問題行動を引き起こす要因となってしまいます。

逆に柴犬とのコミュニケーションをしっかり取ることができれば、日本犬特有とも言える絶対的な信頼関係を築くことができるようになるでしょう。

30分〜1時間程度の散歩を1日2回といったように、しっかりとコミュニケーションの時間を割けるよう生活スタイルを変えていき、柴犬と向き合う時間を作っていきましょう。

黒柴は柴犬の中でも希少色であることがわかりました。

相場もおおよそ10万円前後となっているため、黒柴を迎え入れる際のハードルも少し高くはなってしまいますが、黒柴でしか味わうことのできない希少性は価格以上のものがあります。

迎え入れる際の費用や飼育のポイントを参考にして、かわいい黒柴を迎え入れてみてください。